- 1. 本支援事業について
- 資源偏在性が高く、入手困難性の高いレアアース・レアメタルを主対象として削減・代替・リサイクルの技術開発・実証評価等を行うための補助金を措置しました。削減・代替については、レアアース・レアメタルを使用する部素材メーカーによる使用量削減・代替技術開発のみならず、当該部素材を利用して製品を製造する製造メーカーによる省・脱レアアース・レアメタル部素材の採用に伴う製品設計変更・実証評価に対して支援を行います。
- 2. 採択決定
- 平成24年5月11日から平成24年6月18日まで公募を実施しました。
- 本事業の採択は、外部有識者による評価委員会での厳正な審査により決定しました。
- 3. 採択事業
- 省・脱ジスプロシウム磁石モーター実用化開発事業、タングステンやチタン等のレアメタルを削減する技術開発等、計30件、補助金申請額計約30億円を採択しました。
- 4. 事業効果
- 高性能磁石に添加されるジスプロシウム(※)については、資源偏在性が高く、入手困難性が高いことから、環境・性能要件に応じて省・脱ジスプロシウム磁石への置き換えを要請し、それに伴う製品開発(実証・評価)を本事業で支援することで、ジスプロシウムの使用量削減を加速、約2年後には年間約100トンの削減効果が見込まれます。
- また、タングステン等のレアメタルについても、近年、資源調達価格が高騰し「第2・第3のレアアース」となる可能性があります。これらについて、資源調達リスクの軽減の迅速化に資する削減・代替及びリサイクルの技術開発を本事業で支援することで、使用量の削減及び製品の価格競争力の強化が見込まれます。
※ジスプロシウムの用途:ハイブリッド・電気自動車等のモーター用磁石及び高性能エアコンのコンプレッサー等