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経営用語の基礎知識
経営用語の基礎知識(第3版)

財務諸表 Financial Statement

1年間の経営活動の成績や財政状態をまとめ、外部の利害関係者へ正しく報告するための資料。企業の客観的な姿を知ることができる。

 財務諸表は主に、(1)損益計算書、(2)貸借対照表、(3)株主資本等変動計算書、(4)個別注記表から構成されます。

損益計算書と貸借対照表
 損益計算書は、経営活動の成績を示すものです。「収益」を得るために、いくらの「費用」がかかり、結局いくら儲かったのか(利益)を集計したもので、一定期間の資金の流れ(フロー)を表します。
 貸借対照表は、期末時点における企業の財政状態(ストック)を示すものです。企業がどこからお金を調達しているかを示す「負債」と「資本」を右側に表示し、そのお金をどのように運用しているかを示す「資産」を左側に表示することで、左右をバランスさせます。
 連結子会社を持つ企業は、親会社単独のものだけではなく、子会社や関連会社の成績も合算した連結財務諸表を作成する必要があります。また、連結キャッシュフロー計算書も作成する必要があります。

新会社法施行に伴う変更点
 2006年5月の会社法施行に伴い、財務諸表も(1)貸借対照表に純資産の部の設定、(2)株主資本等変動計算書の導入などの変更がありました。
 純資産の部の導入により、ストックオプションが純資産の部に組み入れられ、国際的な会計基準の動向に対応し、「少数株主持分」など、負債と資本の中間的項目が整理されました。
 また、株主資本等変動計算書の導入により、複雑化する期中の資本変動の経緯が詳細に明示されるようになりました。(齋藤貴成)


損益計算書と貸借対照表
損益計算書と貸借対照表


(書籍発行:2008年4月)
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