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経営用語の基礎知識
経営用語の基礎知識(第3版)

メタバース Metaverse

メタバースとは、インターネット上の3次元の仮想空間を指す。セカンドライフなどが有名。

 メタバースとはインターネット上の3次元の仮想空間を指し、ユーザーはメタバースの中で、アバター(分身)を操作して活動します。代表的なメタバースにリンデンラボが提供しているセカンドライフがあげられます。コミュニケーションやビジネスにも利用可能な汎用的なプラットフォームとして注目を浴びています。

メタバースの特徴
 これまでのインターネットサービスと違う大きな点として、「体験価値の向上」があげられます。「体験価値の向上」とは、従来のWeb閲覧とは違って、ユーザー自らがアバターを操作し空間内で動き回ることが可能であるために体験の質が向上することを指します。また3次元のサービスであるがゆえに、2次元のサービスよりもユーザーが得る情報量は多くなります。メタバースに参入する企業はこの特徴に注目して、新規、既存顧客双方との接点(主に広告)としてメタバースを活用し始めています。

セカンドライフとは
 セカンドライフとは、米国のリンデンラボが2003年6月から運営しているインターネット上の3次元仮想空間サービスです。会員登録したユーザーは、3次元仮想空間の中でアバターを操作して自由に動くことができ、空を飛ぶことや、ユーザーが指定する地点への瞬間移動も可能です。アバターを仮想空間内で操作できる点で、一見するとマルチユーザー・オンラインゲーム(多人数参入型オンラインゲーム)に非常に近いと感じますが、実体としては、単なるゲームではなく、現実世界でできることの多くが実現可能な、汎用的な空間として進化してきました。
 セカンドライフ内での代表的な行動としては、インスタントメッセージやボイスチャットなどによる「コミュニケーション」、セカンドライフ内の仮想通貨であるリンデンドルを介した「経済活動」、服や家具などの「3次元コンテンツの創造」などがあげられます。すなわち、セカンドライフは、コミュニティ、ゲーム(ゲーム内広告)、バーチャルマネーの3要素をすべて含んでいるサービスであることが特徴といえます。(杉山誠)


(書籍発行:2008年4月)
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