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経営用語の基礎知識
経営用語の基礎知識(第3版)

マーケティング・ダッシュボード Marketing Dashboard

マーケティング戦略の効果を「見える化」するためのシステムのこと。マーケティング指標を体系的に整理して、わかりやすく表示する。

 マーケティング・ダッシュボードとは、マーケティングに関する指標を体系的に、わかりやすく見せるためのシステムです。

マーケティング関連の指標を表示
 「ダッシュボード」という考え方が経営システムとして注目されています。自動車のダッシュボードのように、いくつかの指標をわかりやすく運転手(経営者)に表示する仕組みです。売上、利益、資産などの財務情報を表示する仕組みは、すでに多くの企業で導入されています。
 マーケティング・ダッシュボードは、マーケティング関連の指標を整理して表示するものです。例えば、商品の認知率、記憶に残る割合、店頭での接触率、購買意向、購買率、リピート率など、主に顧客がどのような状態にあるのかを示す指標が対象となります。
 マーケティング・ダッシュボードの考え方は、1つの指標ですべての効果を測定しようというものではありません。マーケティング戦略での意思決定をするために必要な情報提供を行うことが目的です。
 マーケティング戦略のPDCAサイクルのC(チェック)に必要な様々な情報を提供し、よりよいマーケティング戦略を構築できるようにするためのシステムなのです。

求められるデータの体系化
 マーケティングに関する指標は、自社で調査しているマーケットデータや流通チャネルが取得している消費者データなど多種多様です。これらのデータを管理するためには“見るべき”データの選別が必要になります。
 マーケティング・ダッシュボードでは、単にデータを羅列するのではなく、必要なデータを選別し、体系的に、かつ、わかりやすく表示することが求められます。(塩崎潤一)


マーケティング・ダッシュボードの例
マーケティング・ダッシュボードの例


(書籍発行:2008年4月)
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