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経営用語の基礎知識
経営用語の基礎知識(第3版)

アクションラーニング Action Learning

行動と学習を織り交ぜて、個人や組織の能力やパフォーマンスを高める組織学習の手法。

 アクションラーニングは、経営者育成や管理職研修、チームビルディング等に幅広く活用されています。通常は複数名が同時に共同して行動と学習を行います。

研修とOJTを組み合わせた学習方式
 アクションラーニングは通常の研修と異なり、参加者は座学だけではなく実際に行動を起こすことが求められます。単なる知識の習得ではなく、実際の業務上の課題解決や目標達成が要求されます。最終的な結果が明確に表れる設計になっているので、参加者はより真剣に必要な知識の習得に取り組むことになります。
 アクションラーニングはOJTとも異なり、多くの場合、社内外のコーチ役のサポートを受けながら、自らの志向や言動を振り返り、本質的な改善点や画期的なソリューションを考え、実行していきます。日常業務では取り扱わない本質的な課題解決や高い目標達成が要求されるため、普段とは異なる高いレベルでの挑戦的な行動が求められます。
 このように、学習、実践、改善、実践というPDCAサイクルを何度も行うことで、参加者の能力は向上し、成果も増加していきます。

個人および組織の能力向上
 またアクションラーニングは、学習、行動、省察、改善のいずれかのプロセスにおいてチームとして活動するようになっています。そのため、チームワークが促進され、個人だけでなく組織としての能力が向上するのも特徴です。特に、リーダーシップの向上をテーマに研修を行う場合、組織としての学習が含まれるアクションラーニングがアメリカだけでなく日本でも先進企業で活用されています。
 アクションラーニングは学習と実践が確実に行われることと、同時に組織としての学習が促進されることから今後も普及が見込まれています。(永井恒男)


アクションラーニングの流れ
アクションラーニングの流れ


(書籍発行:2008年4月)
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