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NRIネットコムのウェブサイト・プロデュース −住友不動産販売のウェブサイトの可能性− 第1話 住友不動産販売のサイトリニューアル
住友不動産販売株式会社が物件紹介サイト「Stepon」のリニューアルに着手したのは2002年。2年後にはお客様から「不動産業界の中で一番検索しやすい」と言っていただけるサイトへと変貌します。このお手伝いをしたのがNRIネットワークコミュニケーションズ(NRIネットコム)です。住友不動産販売の企画本部IT戦略部長の神野金之助氏に、リニューアル時のいきさつについて語っていただきました。
以前は企業サイトとしての機能を十分に発揮できていなかった
住友不動産販売株式会社 企画本部IT戦略部長 神野 金之助氏
住友不動産販売株式会社
企画本部IT戦略部長
神野 金之助 氏

マンションや戸建て物件の市場調査・商品企画を行う営業企画部にて、長くキャリアを積む。 2000年にIT戦略部が新設されたときに名乗りを上げて異動。「当時、ITビジネスの経験はなかったのですが、新しいことに挑戦するのは面白そうだったので」

 以前の当社サイトは、サイトのデザインを担当するデザイン会社、仕組みを構築するシステム会社、それらをお客様と結びつけて運用していく社内の各部門とが、バラバラに動きながら成り立っていました。それぞれが独立してサイトを運用していたので、サイト全体をトータルに管理する視点に欠けていたんですね。
 そのため、例えば、データのアップロード時はサイトの動きが遅くなるなど、システム面の安定性では問題を抱えていました。また、当社には中古物件を扱う仲介部門、新築物件の販売を受託する部門、賃貸物件の仲介部門がありますが、部門ごとにサイトが分かれていたので、物件探しをするお客様は、中古、新築、賃貸ごとに、いちいちサイトを開く必要がありました。サイトのアクセス数や問い合わせ数から見ても、企業サイトとして効果を最大限発揮している状態とはいえなかった。そこで、NRIネットコムの力を借りて、リニューアルに踏み切りました。今ではこうした問題は、すべて改善されています。


不動産サイトは営業ツールとして機能しなければ意味はない
 NRIネットコムによるサイトのリニューアルが始まったとき、私が強調してお願いしたことがあります。それは「数字の上がるサイトにしてほしい」ということでした。不動産サイトは、お客様から数多くのアクセスや問い合わせをいただく広告媒体として機能しなければ意味がないと、思っているからです。そのため、NRIネットコムの人たちとは、いかにアクセスと問い合わせの数を増やすかを議論しました。その結果、物件を検索しやすく、多くの物件を表示できて、見やすいという、ごくシンプルなことが、不動産サイトにとっては一番大切だという結論に達しました。
 新しいサイトでは、新築物件だろうが中古物件だろうが、区別せずにまとめて検索できるようになりました。一度に多くの物件を表示して、そこからお客様が好みの条件を設定することで、さらに最適な物件を絞り込めるようにしてあります。


お客様とのファーストコンタクトの手段としてサイトが重要になりました
 サイトリニューアルの効果はてき面に現れました。つい先日もお客様からメールで「たくさんある不動産サイトの中では、物件の検索が一番しやすく、自分の好き勝手に条件も絞れるので使いやすい」と当社サイトに対するお褒めの言葉をいただいたところです。このようなメールが、リニューアル以降、頻繁に届くようになりうれしく思っています。お客様からのアクセス数も、リニューアル前に設定した目標数値を大幅に上回り、お客様とのファーストコンタクトの手段として、サイトの位置づけも重要になりました。検索しやすくなったため、ログを見る限り、検索を途中であきらめてサイトから離れていくお客様の数も格段に減りました。こうしたことが、物件の歩留まり(注1)向上に大きく寄与していると思います。


既存のインターネットサイトを超えたドラスチックな試みをしていきます
 NRIネットコムが持つ総合力を、とても頼りにしています。サイトの表面的なデザインだけ、あるいはシステム開発や運用だけを行うのではなく、効果的な営業ツールとしてのサイトを作るための企画から、トータルに考えサポートしてくれています。世の中にウェブ制作関連会社は数多くありますが、企画から運用までのすべてに対応をしてくれるところはそう多くありません。おかげで、サイトリニューアルの目標はすべて達成できました。
 広告媒体としてのサイトの完成度としては、富士山の登頂にたとえると、そろそろ9合目あたりに到達したかなと感じています。さらなる一歩を踏み出すべく、今後は既存のインターネットサイトの枠を超えたドラスチックな試みをしていきたいと思っています。

住友不動産販売 「Stepon」
リニューアルされた同社サイト「Stepon」。多くの物件を一度にまとめて検索できる。身近な話題の読み物コラムなど、コンテンツも充実している

リニューアルされた同社サイト「Stepon」。多くの物件を一度にまとめて検索できる。
身近な話題の読み物コラムなど、コンテンツも充実している。



※本文中の組織名、職名は公開当時のものです (2006/09/29公開)
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「歩留まり」 (注1)
不動産業界では、販売センターに来場したお客様のうち、成約に結びつく割合を指す。
今回の場合、WEBサイトにアクセスしたお客様のうち、問い合わせに結びつく割合を指す。



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