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YKK(中国)投資有限公司
総経理
俣野 隆 氏
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2002年12月から2008年3月まで中国・上海に駐在。この間の心に残る大きな出来事は、YKK中国の事業を急拡大させたこと、上海市書記(当時)の習近平さんはじめ政府関係者とのパイプづくりができたこと、上海市白玉蘭栄誉賞を授賞したこと、など。「これから発展していく中国で、いろいろ苦労はあったけれど、現場の仕事ができた。さらに、60歳まで元気にがんばれた」ことにも満足している。
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最近は会議で中国人の幹部社員からはっとさせられるような指摘が頻繁に出るようになったと、YKK(中国)投資有限公司の総経理・俣野隆氏は感じています。
「先日も、上海YKKジッパー社をYKK本社社長の吉田忠裕が訪れた際に、中国の社員たちは経営に関する自分たちの考え方を臆することなくぶつけていました。こんなふうに本社の経営層と議論できるようになったということは、それだけ彼らがYKKという会社の精神や理念に基づいて仕事をするようになったのだと思います」
これは、俣野氏には嬉しいことです。中国YKKグループが目指す経営現地化が確実に進んでいると実感できるからです。
1990年代にジッパーに代表されるファスニング事業、2000年代に入ってからは窓サッシなどの建材事業を中国で拡大させてきたYKKは、中国におけるYKK法人各社の連携と経営強化を図るため、2002年に事業統括会社としてYKK(中国)投資有限公司を設立しました。ここに社長として就任したのが、カナダ・アメリカで13年の事業経験がある俣野氏でした。
「海外事業は通常、時間をかけて広がっていくものですが、中国の場合は事業規模が急速に拡大していました。今後も中国のYKKグループが成長しながら安定した収益を上げていくには、日本人駐在員に頼ったマネジメント体制では限界がありました。そこで2004年に、われわれは経営現地化を最大の課題としたのです」
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