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BESTWAY 投資信託の銀行窓販を加速させるIT基盤 金融リテール販売支援ソリューション 第1話 BESTWAY のコンセプトとメリット
1998年12月に解禁され、“貯蓄から投資へ”の流れを加速する上で重要な役割を果たしている、投資信託の銀行窓販。これを支えるITシステムとして、大手銀行の大半、銀行全体で7割超という高いシェアを獲得しているのが「BESTWAY」です。それではなぜBESTWAYがこれだけのシェアを獲得しているのでしょうか。BESTWAYが持つ特長や魅力に迫ります。
複雑な投資信託の業務を熟知したNRIが
銀行の業務形態に合わせて開発したパッケージ
NRI BESTWAY事業部 営業主任 岡本 学
NRI
BESTWAY事業部
営業主任
岡本 学

 金融ビッグバンの目玉のひとつとして、1998年12月に解禁された銀行における投資信託の窓口販売。解禁から7年が経過した現在(2005年)では、投信残高のうち銀行窓口販売の占める割合は約5割に達しており、“貯蓄から投資へ”の流れを加速する上で重要な役割を果たしています。また銀行にとっても投信販売は収益の柱として欠かせないものになっており、制度改正の側面から見ても、銀行による投信販売はこれからさらに拡大すると予測されています。
 もちろん実際に投信販売を行うには、業務プロセスを支えるITシステムの存在が不可欠です。このようなITシステムとして、大きな貢献を果たし続けているのがNRIの「BESTWAY」です。このパッケージソリューションは約110社に導入されており、大手銀行の大半、地方銀行を含めた銀行全体のシェアも7割超に達しているのです。
 「NRIでは金融ビッグバンが始まる前から証券関連システムを手がけており、BESTWAYはこれらの既存システムを参考にしながら開発しました」というのは、NRIのBESTWAY事業部で営業主任を務める岡本学。1997年に銀行の一部窓口で投資信託の間貸し販売が始まった時点からBESTWAYは提供されており、複雑な投資信託の仕組みを熟知した上で作られたパッケージの完成度は、当時から高く評価されていたと振り返ります。また、金融業ならではの厳密さを徹底的に求める業務スタイルに対応するため、クオリティにもこだわり続けていると説明します。
 BESTWAYの構成は図に示す通り。大きく6つのモジュールから構成されています。
 まず「BESTWAY/AM」は投信口座管理システムであり、顧客に関する情報管理や約定処理、入出金処理、約定計算、決算処理などを行います。販売チャネルに対するサービスを提供するのが「BESTWAY/FS」であり、ここでは商品説明や用語説明、リスク説明といった情報提供や、注文受付、コンプライアンスチェックといったプロセスを実行します。販売チャネルで行われた顧客対応の履歴は、営業履歴管理システム「BESTWAY/CR」で管理。また本社サイドで必要になるコミッション計算や営業実績管理などの処理は「BESTWAY/VP」によって行えるようになっています。
 また「BESTWAY/INS」は保険窓販口座管理システムであり、保険商品に関する口座管理や商品情報管理、申込受付などの処理を担当。「BESTPLAN/MF」は確定拠出型年金に対応した投信口座管理を行います。
 これらの複数のシステムモジュールが連携することで、投信販売に関する一連の業務をスムーズに行えるようになっているのです。


最大の特徴は勘定系からの高い独立性
制度変更への迅速な対応も重要なポイント
 BESTWAYが高いシェアを獲得できた理由としては、前述のように金融分野を得意とするNRIが開発したことや、品質に対するこだわり等を挙げることができますが、他にも数多くの特長を備えています。
 「パッケージソリューションとしての最も大きな特長は、勘定系システムからの独立性が高いことでしょう」と岡本。銀行が取り扱う金融商品を増やす場合、最も大きな課題になるのが勘定系システムでどのような対応を行うかということですが、勘定系システムそのものに手を入れてしまうと、非常に大きなシステム開発負荷がかかります。このような問題を解消するためBESTWAYでは、勘定系システムとのインターフェースを用意することで、投信販売に関する処理を勘定系システムから切り離しています。これによって勘定系システムの改変を最小限にとどめながら、取り扱い商品を増やせる仕組みを確立しているのです。
 またBESTWAYの内部でも簡単に商品追加を行えるようになっています。投信には様々な種類の商品がありますが、BESTWAYでは100項目以上の投信属性を用意しており、これらを設定するだけで多様な商品に対応できるようにしています。
 そしてもうひとつ注目すべきなのが、制度変更への迅速な対応です。「投信は制度改正が頻繁に行われていますが、NRIでは可能な限り、施行の半年前までにBESTWAYを新制度に対応させるようにしています」と岡本は説明します。これによってBESTWAYを導入している銀行がスムーズに制度変更に対する準備を進められるようにしているのです。たとえば2006年1月には老人マル優が廃止されますが、この制度変更には既にリリース済みのヴァージョン16で対応済みです。「お客様は制度変更に対して非常に敏感です。この対応をきちんと行っているからこそ、安心して利用できるというご評価をいただいています。」

BESTWAYファミリー全体図


※本文中の組織名、職名は公開当時のものです (2005/11/14公開)
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