2012年6月25日
株式会社野村総合研究所
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本正、以下「NRI」)は、2009年3月以来、金融市場政策を議論する場として、「金融市場パネル」※1を運営してきました。今般、中国で同様な活動を行うシンクタンク「中国金融40人論壇」※2(事務局:北京市西城区、論壇理事会主席:陳元、以下「CF40」)との間で、合同円卓会合を行うことで合意し、初回の会合を6月24日に北京市内のホテルで開催しました。
アジアの主要国である日本と中国において、金融市場がともに健全に発展していくことは、両国だけに止まらず、金融危機後の世界の経済や金融システムにとって重要な意味を持ちます。したがって、日本と中国の有識者が知見を共有し、意見交換を行うことは、実体経済が成熟化するなかで安定成長に即した金融のあり方を模索する日本と、急速な経済成長の中で金融のさまざまな領域における自由化を着実に進めている中国の双方が、おのおのの政策運営を考える上で、大きな意味を持つと期待されます。
日本と中国との間では、従来、こうした問題意識に沿う形で、官民によるさまざまな取り組みが行われてきました。今回立ち上げる円卓会合も、主として金融市場に関する政策の面から、その一翼を担うとともに、日中双方の有識者による人的なネットワークの強化につながることを目指しています。会合にあたっては、政策当局、研究者、実務家がそれぞれの視点から一体となって議論し、その成果を共有しつつ、実際の政策運営に役立てていただくことを目標に、「金融市場パネル」と「中国金融40人論壇」が共に持つ特徴を最大限に発揮していきます。
当会合で行われた議論は、「金融市場パネル」の成果物と同様に、NRI公式ホームページをはじめとするさまざまな媒体を通じて幅広く発信するほか、内外の政策当局との間で、当会合の議論に基づく意見交換を行っていきます。また、この円卓会合は、本年度中は、今回を含めて2〜3回程度、開催する予定です。