2012年4月26日
株式会社野村総合研究所
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本正、以下「NRI」)は、中華人民共和国の上海に本店を置く交通銀行の東京支店に対し、日本銀行の国債および資金決済を行うASPサービス※1「I-STAR/LC」の提供を、4月16日に開始しました。
証券会社、銀行、信託銀行等の金融機関向けに提供している「I-STAR/LC」は、日銀ネットに接続して決済管理を行う、日本で唯一のASPサービスです。共同利用型ならではのスピーディな導入、2005年のASPサービス開始以来の安定した稼働状況、制度変更への着実な対応等が評価されています。現在、日銀ネットにおいてコンピュータ接続方式を利用している金融機関の約半数に利用されており、デファクトスタンダードとなっています。交通銀行においても、他社導入実績および充実した機能が評価され、このたび「I-STAR/LC」の導入に至りました。
交通銀行は、外国為替円決済制度の直接加盟銀行になるタイミングで、「I-STAR/LC」の利用を開始しました。同行は、自社システムにおけるSWIFTベースのインターフェースを利用して、「I-STAR/LC」とデータの接続を行います。対日銀の電文フォーマット変換に加え、日本と中国間の決済データの決済ステータス管理や、資金繰りサポートなど、「I-STAR/LC」に備わっている様々な機能を利用することで、自社システムの開発コストを大幅に削減しました。
NRIは、「I-STAR/LC」に関して、日本国債取引の決済期間の短縮化※2の対応を、4月23日に行いました。また、今後予定されている新日銀ネット第1段階(2014年初に稼働予定)、および、新日銀ネット第2段階(2015年秋〜2016年初に稼働予定)についても、同様に「I-STAR/LC」を対応させていきます。
● 「I-STAR/LC」がカバーする業務
日銀ネット参加金融機関の当座預金、国債、外国為替円決済、担保等の各業務をカバーしており、決済および決済状況管理をオンライン処理にて行います。
● 「I-STAR/LC」の主な機能
● 「I-STAR/LC」のディザスターリカバリー(災害復旧)
万全な運用を実現するため、メインサイトの被災を想定して、災害復旧サイトを設置しています。
● 「I-STAR/LC」のサービスイメージ

● 「I-STAR/LC」の画面イメージ
