株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、『広告の本当の力を解き明かす』をテーマに、「マーケティングデータ分析コンテスト2012」を開催します。コンテストの詳細やこれまでの結果については、【ご参考】および専用サイトhttp://www.is.nri.co.jp/contest/ をご参照ください。
【コンテストの主旨と特長】
2007年に始めた本コンテストでは、学術研究の水準および企業の市場分析力の向上に寄与することを目的として、マーケティング指標やマーケティング手法などに関する斬新なアイデアを、学生、社会人問わず、広く募集しています。
分析対象は、NRIが3,000名の消費者から独自に収集したシングルソースデータ(一定期間のメディア接触状況と消費・購買行動を、“同一人物”から収集したデータ)です。これを解析することで、生活者の行動分析や広告効果の分析を総合的に行うことが可能です。なお、本コンテストに応募いただいた研究成果は、卒業論文や修士・博士論文にも活用できます。
【コンテスト開催の背景】
新BSデジタル放送やマルチメディア放送など、新しいメディアサービスが順次開始され、生活者を取り巻くメディア環境が大きく変化しています。そのような中、商品やサービスの機能や特性を、さまざまな接点を通じて生活者に確実に伝えることは、企業にとって非常に重要な活動です。各企業は、広告・マーケティング戦略に沿って実施する活動の効果や効率性を高めることに注力していますが、基盤となるデータの収集や活動効果の分析は、十分とは言い難い状況です。
こうした背景を踏まえ、NRIは2007年に「マーケティング分析コンテスト」を開始し、これまで、数多くの研究結果が寄せられました。本コンテストへの応募をきっかけに、さらに研究を深め、その成果が学会での論文発表に発展したり、企業のマーケティング活動の実務の場で利用され、効果的な広告宣伝活動に繋がったりしています。
NRIは、本コンテストを通じて、さまざまな視点から生活者の購買要因の掘り下げが行われ、企業が広告・マーケティング戦略や手法を見直す手掛かりや示唆を与えるものにしていきたいと考えています。コンテストの結果は、従来と同様、上記専用サイトを通じて公表する予定です。
【ご参考】
「マーケティングデータ分析コンテスト2012」の応募要項などは、以下のとおりです。
- 参加資格
年齢、国籍、職業(社会人、学生)は問いません。グループでの応募も可能です。一人当たりの応募数に制限はありませんが、自作・未発表のものに限ります(ただし、受賞は一人1点までとさせていただきます)。また、調査会社、コンサルティング会社、システム開発会社に勤務する方については、参加をご遠慮いただく場合があります。
- 賞
- 最優秀賞(1点)
- :賞金20万円
- 優秀賞(1点)
- :賞金10万円
- 佳作(1点)
- :賞金5万円
※該当者なしの場合もあります。
- エントリー方法
エントリーは、コンテスト専用サイト(http://www.is.nri.co.jp/contest/)において、4月19日から10月31日まで、受け付けます。エントリーフォームに必要事項を入力していただいた後、専用サイトから「参加申込書」および「誓約書」をダウンロード」し、必要事項をご記入の上、「マーケティング分析コンテスト2012事務局」へ郵送してください。書類の到着および内容の確認後に、分析用のデータを郵送します(送付開始は、5月中旬を予定しています。コンテスト終了後、データは返却していただきます)。
- 説明会の開催
エントリーされた方を対象に、6月6日と22日に、NRIにて説明会を開催します(両日とも同じ内容です)。今回ご提供するシングルソースデータの特徴や、今年度のテーマの考え方、具体的な分析手法(統計ソフトの使い方)について、ご案内します。説明会の詳細については、本コンテスト専用サイトをご覧ください。
- 提供するデータ
関東に在住する3,000サンプルの調査対象者から、2012年3月1日から4月28日にわたって収集した、広告・宣伝メディアへの接触状況および商品購買行動に関するデータを、未加工のデータ(ローデータ)のまま提供します(提供データと調査方法については、図1、図2をご参照ください)。データの構成など、詳細については専用サイトをご覧ください。
- 研究成果の提出方法
研究成果は、パワーポイント形式で30ページ以内にまとめていただき、専用サイトからダウンロードする「要約文」ならびに「応募用紙」とともに、電子メールへの添付、または電子媒体(CD等)の郵送によりご提出ください。
締め切り日:2012年11月16日(当日必着)
※昨年までは、印刷した資料を郵送にて提出いただいておりましたが、今年から電子ファイルによる提出に変更いたしましたのでご注意ください。
- 審査基準および審査結果の発表方法
マーケティング手法としての斬新さや、マーケティング戦略に新たな示唆を与えているかどうかを重視した審査を行います。審査結果は、コンテストの専用サイト上で、2013年1月中旬に発表します。なお、過去の入賞作品も専用サイトにてご確認いただけます。
- 過去の優秀作品の例
- グラフ最適化により「メディアが購買行動に及ぼす影響」を把握
- 状態遷移モデルにより「消費者態度変化パターン」を予測
- ベイジアンネットにより「消費者の意識・行動変化の要因」を分析
- べき乗則(Power Law)により「メディアミックスの効果」を検証
- イノベータ理論に基づく「スマートフォン市場成長期の顧客特徴」の抽出
- 審査委員(敬称略、順不同)
| 阿部 周造 |
(早稲田大学 商学研究科 教授)(審査委員長) |
| 桑原 武夫 |
(慶應義塾大学 総合政策学部 教授) |
| 清水 聰 |
(慶應義塾大学 商学部 教授) |
| 西尾 チヅル |
(筑波大学大学院 ビジネス科学研究科 教授) |
| 守口 剛 |
(早稲田大学 商学部 教授) |
| 塩崎 潤一 |
(野村総合研究所 経営コンサルティング部 上席コンサルタント) |
- 学術論文としての活用
本コンテストに応募した研究成果を、学位請求論文(卒業論文、修士論文、博士論文)や、各学会などへの投稿論文に活用していただけます。その際に、データ貸与期間の延長申請書を提出していただくことにより、延長することも可能です。
- 注意事項
- 研究成果に関する知的財産権は、株式会社野村総合研究所および対象となる研究を行った方に帰属します。
- エントリーフォーム入力情報や参加申込書・誓約書は、マーケティングデータ分析コンテスト事務局にて厳重に保管します。参加者の個人情報は、本コンテストに関する活動でのみ利用します。
- 参加申込書をご提出いただくと、やむを得ない場合を除き、研究成果の提出が必須となります。データを閲覧するだけなど、コンテスト応募以外の目的での参加はできませんので、ご留意ください。
- ご提供するデータは、本コンテストへの応募締め切り時、または延長貸与期間が終了した時点で、速やかにご返却いただくものとします。電子メディアなどに複写されている場合は、これを完全に破棄いただくこととします。