2012年4月2日
株式会社野村総合研究所
代表取締役社長 嶋本 正
皆さん、入社おめでとうございます。NRIグループの全役職員が、皆さんの入社を歓迎しています。
今回入社する301名の中に、NRIシステムテクノという会社の新入社員10名がいます。入社を決めたときは、味の素システムテクノという会社でしたが、昨日からNRIシステムテクノとなり、NRIグループに加わりました。早速、世の中でいろいろな変化が起こっていることを実感したことと思います。改めて、NRIグループとして歓迎します。
今日、皆さんが手にする名刺には、NRIグループにとって大事な言葉が二つ入っています。その二つの言葉は、役職員全員が、日々の行動の拠り所とすることを表したものです。
先ず、一つ目の言葉、「未来創発」は、英語では"Dream up the future."としています。「未来を予測し、新しい社会を創っていこう。それに向けて、社会や企業に対し、さまざまな提言をし、また一緒に行動して行こう」という思いを込めたメッセージです。
NRIグループは、「未来創発」を実現するために、2つの事業を進めています。
一つは「ナビゲーション」です。世の中の変化の方向を見定め、この変化が私たちの暮らしや社会、産業、また企業経営などに対しておよぼす影響を研究・予測します。そして、顧客の課題を発見し、対策案を提案する、コンサルティングの事業です。
もう一つは、問題に対する具体的な解決方法、という意味での「ソリューション」です。顧客の課題への対応を、おもに情報システムの提供を通して解決する事業です。
NRIグループは、「未来創発」企業として、コンサルティングからシステムの開発・運用までの、ナビゲーションとソリューションによる「トータルソリューション」の提供を目指しています。
名刺に刷られているもう一つの大事な言葉が、"NRInnovation!"「いまを超える、自らを超える。」であり、これは4年前に決めた長期ビジョン「Vision2015」のスローガンです。
さて、この「イノベーション」ですが、今年の干支である「辰年」とゆかりがありそうです。
1964年の辰年には東海道新幹線が開通、それまでとは次元の違う高速列車が誕生しています。1976年にはヤマト運輸の「宅急便」という画期的なサービスが始まり、今年は東京スカイツリーが3年半という超短期間で完成した年です。
実は、旧野村総合研究所と野村コンピュータシステムが合併し、新生野村総合研究所ができたのも1988年の辰年です。日本で初めて「コンサルとシステム」、つまり「ナビゲーションとソリューション」を提供できる会社が誕生しました。これもビジネスモデルのイノベーションと言えるでしょう。
それから24年経った辰年入社の皆さん、是非、新たなイノベーションをおこす気概を持ってほしいと思います。我々も、今年を、NRIグループにとって飛躍に向けた年にしたいと考えています。
最後にNRIグループの一員として「大切にして欲しい三つのM」についてお話しします。
一つ目のMは「Myself」です。自分自身の専門性を磨き、また健康を大切にして下さい。
二つ目のMは「Market」です。NRIの企業人として、常に「Market指向、顧客指向」でいて欲しいと思います。NRIは創業以来、「顧客の信頼を得て、顧客とともに栄える」ことを大切にして来ています。
三つの目のMは、「Mutual Respect」、「お互いの尊重・尊敬」ということです。上司、先輩、同僚や、お客さん、取引先など、いろいろな人と接点を持つときに、接する相手には、必ず、自分よりも優れているところがあります。そこに焦点を当て、尊敬する。みんながそれをできるようになると素晴らしいチームワークができると思います。それが間違いなくNRIグループの力にもなります。
以上三つのM。Myself、Market、Mutual Respect。これらをしっかり頭に入れて、実践してもらいたいと思っています。
そして、皆さんの「いまを超える、自らを超える。」力強い活躍を期待しています。
以上