2012年1月4日
株式会社野村総合研究所
代表取締役社長 嶋本 正
2012年の年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。
昨年は3月に東日本大震災が発生した後、原発事故、夏の電力不足が起こり、日本や日本の産業界は、非常時への対応力が要求されました。情報サービス産業界もその例外ではなく、特に社会インフラ化したITシステムを数多く支える野村総合研究所グループ(以下、「NRIグループ」)は、危機管理の重要性、社会的責任の重さを再認識した1年でした。
こうした厳しい国内の環境に加え、長期にわたるグローバル競争の中で顧客企業は、自らの競争力の源泉を見極め、得意分野に集中投資する姿勢をより鮮明にしており、非競争領域の業務は重要であっても身軽にする、という動きが広がっています。NRIグループは、顧客企業が業務の効率化や高度化のために、業界共同で利用できるシステムサービスを「業界標準ビジネスプラットフォーム」として提供することで、顧客企業のさらなる成長、IT関連費用の抑制、電力効率向上による環境負荷の低減などに寄与して参ります。
2012年は、2008年から始まったNRIグループの長期経営計画である「Vision2015」の折り返し地点になります。後半戦においては、昨年発表した味の素社との事業提携に象徴されるような新たな協業や、インド拠点設立に続く海外事業の強化などにも注力致します。
このような取り組みを通じ、辰年の今年を成長が実感できる一年にしたいと思います。