2010年12月6日
株式会社野村総合研究所
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本正、以下「NRI」)は、中国工商銀行の東京支店に対し、日本銀行の国債および資金決済を行うASPサービス「I-STAR/LC」の提供を11月29日に開始しました。
証券会社、銀行、信託銀行等の金融機関向けに提供している「I-STAR/LC」は、日銀ネットに接続して決済管理を行う日本で唯一のASPサービスです。共同利用型ならではのスピーディな導入、2005年のASPサービス開始以来の安定稼働、制度変更への着実な対応等が評価されています。現在では、日銀ネットにおいてコンピュータ接続方式を利用している金融機関の約半数に利用されており、デファクトスタンダードとなっています。中国工商銀行においても、他社導入実績および充実した機能が評価され、このたび「I-STAR/LC」の導入に至りました。
中国工商銀行は、外国為替円決済制度の直接加盟銀行になるタイミングで、「I-STAR/LC」の利用を開始しました。中国工商銀行は、自社システムにおけるSWIFTベースのインターフェースを利用して、「I-STAR/LC」とデータの接続を行います。対日銀の電文フォーマット変換に加え、日本と中国間の決済データの決済ステータス管理や、資金繰りサポートなど、「I-STAR/LC」に備わっている機能を利用することで、自社システムの開発コストを大幅に削減しました。
「I-STAR/LC」は、11月に実施したシステム更改により、Webベースの画面で操作を行うことが可能となりました。あわせて、ホールセール証券バックオフィスシステム「I-STAR」、保振決済管理システム「I-STAR/CX」、および保振決済照合システム「I-STAR/MX」とシングルサインオンでログインできるようになり、セキュリティ機能が大幅に強化されました。NRIでは、今後予定されている次世代RTGS第二期対応(2011年11月)、および、新日銀ネット(2013年度および2015年度目途)にも、「I-STAR/LC」を対応させていきます。
日銀ネット参加金融機関の当座預金、国債、外国為替円決済、担保等の各業務をカバーしており、決済および決済状況管理をオンライン処理にて行います。
※日銀端末のファイルアップロードダウンロード機能を利用する場合はUSBを使用した接続となります。
万全な運用を実現するため、メインサイトの被災を想定して、ディザスターリカバリーサイトを設置しています。

