2010年1月20日
株式会社野村総合研究所
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、会長兼社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、Microsoft社のディレクトリ・サービスActive Directory(以下AD)上で、オープンソースを使ってシングルサインオン(SSO)と統合ID管理を実現するサービス「OpenStandiaソリューション / SSO・統合ID管理 for AD」を本日より提供します。本サービスを利用することにより、ADで管理されているユーザID、パスワードを用いて、ADドメインで管理されたWebサイトに対してシングルサインオンが可能になります。また、Unix/LinuxサーバのOSユーザをADで管理できるようにもなります。
コンプライアンスや内部統制を強化するために、ユーザ認証やアクセス権限管理などのセキュリティ基盤を整備し、シングルサインオンやID管理を実現するニーズが高まっています。NRIは、オープンソースのシングルサインオンツール「OpenSSO」(※1)を用いた統合ID管理ソリューション「OpenStandiaソリューション / 統合ID管理」を既に提供していますが、オープンソースであるOpenSSOと、商用製品であるADとの連携は、技術情報や実績が少なかったため、導入時にその都度、検証しなければなりませんでした。
そこでNRIは、企業で広く普及しているADにオープンソースソフトを用いて、シングルサインオンを実現したいというニーズに応えるために、当社での検証結果や導入実績をベースとし、「OpenStandiaソリューション / SSO・統合ID管理 for AD」を提供します。本サービスの主な特長は以下の通りです。
「OpenStandiaソリューション / SSO・統合ID管理 for AD」を活用することによって、社内ユーザの利便性向上とシステム管理者のID管理作業負荷の軽減、さらに、企業のセキュリティや内部統制を強化が可能となります。なお、本サービスは、要件定義、サーバ構築、および導入後の障害対応も含めた保守サポートなどすべてのフェーズにおいて、「NRI OpenStandia」のサポート窓口がワンストップで対応します。NRIは、今後3年間で本サービスの50社への導入を目指します。
本サービスの詳細については、以下のURLを参照ください。
NRIは、今後もオープンソース・ワンストップサービス「OpenStandia」を通じて、企業の情報システムにおけるオープンソースの活用を推進していきます。
NRIは、IDに関連する次世代Webサービス基盤による安全かつ自由な情報ネットワーク社会の構築に向けて積極的に取り組んでいます。2008年11月には主要ID連携仕様に対応したNRI開発製品として、OpenID2.0を活用して企業内および複数の企業間におけるID連携・活用を推進するソリューション「Uni-ID(ユニアイディー)」を発売しました。
同年12月には、オープンソース・ワンストップサービス「OpenStandia」の一環として、OpenSSOを活用したシングルサインオン・ソリューションを提供開始し、企業内のID管理の異なる複数の情報システムにおいて、一度だけの認証で複数システムを利用できる仕組みを実現しています。また、「Uni-ID」とOpenSSOを組み合わせることによって、企業内システムだけでなく、OpenID 2.0を活用した企業間でのシングルサインオンを可能にしています。