2009年12月21日
株式会社野村総合研究所
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、民間企業・団体の24名/社/団体によって設立された「認証基盤連携フォーラム(以下、「当フォーラム」)」に参加し、総務省より受託した「『認証基盤連携による認証基盤間の相互運用性確保』の実証実験」を開始します。NRIは、当フォーラムのもとに設立される実証実験ワーキンググループの代表企業として、本実証実験の計画、内容の検討、運営管理等を担当します。
近年、ブロードバンドや携帯電話の急速な普及とともに、インターネット上などには複数のデバイス、通信事業者による独自の認証基盤が存在し、通信事業者やサービス、コンテンツ事業者における管理コストの負担増大や利用者にとっての利便性低下などが課題となっています。これらを解決するために、共通IDを利用した認証基盤連携について、様々な団体により技術開発や研究開発、普及が推進されています。しかし、認証基盤連携に対する消費者の理解や利用メリットの周知が不十分である点、認証事業者間や認証事業者とサービス、コンテンツ事業者間での運用ルールが未整備である点、実装する際の技術的課題や制度的課題の検証が不十分である点などが課題となり、普及の足かせになることが懸念されています。
このような背景の下、当フォーラムでは、「様々なネットワークやデバイスへのコンテンツ、アプリケーション配信」や「認証・属性連携等の基盤の相互運用性・多様性の確保」、および「ネットワークやデバイスを意識しない、コンテンツ、アプリケーションの利用」を目的に電気通信事業者の持つ認証基盤の相互運用性の確保に関する実証実験を行います。なお、2010年3月下旬までに次の3つの実証実験を予定しています。
(詳細は、【ご参考】をご覧ください)
NRIでは、このような活動を通じて、今後もICT市場の活性化や利用者の利便性向上の実現に貢献していきます。
当フォーラムの活動は、12月24日(木)の総会開催時に、概ね次の活動内容にて正式承認される予定となっております。また、認証基盤連携フォーラム総会のもとに実証実験ワーキンググループを設置し、請負業務についての具体的な検討を行っていく予定です。