NEWS RELEASE
テキストマイニング技術を活用した特許分析ツール
「TRUE TELLERパテントポートフォリオVer.5.0」を発売

〜「重み付け表示」をサーモグラフ分析機能に追加し、外部データベースとの連携を強化 〜

2006年8月9日

株式会社野村総合研究所
NRIサイバーパテント株式会社

 株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:藤沼彰久、以下「NRI」)とNRIサイバーパテント株式会社(本社:東京都千代田区、社長:高野誠司、以下「NRIサイバーパテント」)は、テキストマイニング技術を活用した、特許分析のためのソフトウェア「TRUE TELLERパテントポートフォリオVer.5.0」を本日発売します。「TRUE TELLERパテントポートフォリオVer.5.0」では、「重み付け表示」をサーモグラフ分析機能に追加、また、外部データベースとの連携を強化するなどの機能強化を図りました。

 近年、企業間の事業提携やM&A、あるいは事業からの撤退などの意思決定において、当該企業が保有する知的財産の有無が大きな比重を占めるようになってきています。そのため、企業においては、自社、および同業他社が保有する知的財産権について、その強み・弱みをいかに客観的に分析・評価できるか、すなわち「特許ポートフォリオ」の分析力が求められるようになってきました。
 「TRUE TELLERパテントポートフォリオ」は、テキストマイニング技術を活用することで、公報の記載内容にまで入り込んだ分析を短時間、かつ高精度に行うことができる特許ポートフォリオ分析ソフトウェアです。

 「TRUE TELLERパテントポートフォリオVer.5.0」では、主に、以下の3つの機能を強化・追加しました。

1. 「重み付け表示」をサーモグラフ分析機能に追加:
  出単語マップ上に、出願人(企業名)別、時系列別に特許の密度を色の濃淡で表現する「サーモグラフ分析」において、個別特許の被引用数※1や閲覧請求数※2、企業独自のロジックで付与した評価スコアなどをパラメータとした「重み付け表示」が可能になりました。さらに、「サーモグラフ」上に個別特許をプロットすることで、有力特許の位置づけを可視化できます。
 
※1: 被引用数:ある特許が別の特許の拒絶理由通知等で引用された回数。
※2: 閲覧請求数:ある特許・出願に対して、他者から閲覧請求された回数。
   
2. 外部データベースとの連携を強化:
  さまざまな分析結果から抽出した文献リスト画面のリンクから、インターネット経由で外部データベースにアクセスし、個別特許の明細書や経過情報などを閲覧することができます。また、マクロに全体ポートフォリオを俯瞰・把握した上で、ミクロに個別特許の内容を効率的に確認していくことが可能です。
   
3. 「引用ツリー分析機能」を追加:
  特許庁における審査の過程で引用された先願特許の情報にもとづいて特許間の引用・被引用の関係をツリー形式で表現し、注目する特許から関連性の高い特許をたどっていくことができます。


 また、英語の文章を解析する「TRUE TELLERパテントポートフォリオ(英語版)Ver5.0」も2006年8月下旬に発売する予定です。「TRUE TELLERパテントポートフォリオ(英語版)Ver5.0」を活用することで、米国特許、国際出願特許(PCT)などを、日本の特許と共通の視点・手法で分析することが可能です。

 「TRUE TELLERパテントポートフォリオVer.5.0」の価格は600万円。また、NRIサイバーパテントでは、本ソフトウェアを使った受託調査(「ショット分析」)も行っています。



■「TRUE TELLER(トゥルーテラー)」について
 「TRUE TELLER」は、コールセンターへの問い合わせやアンケートへの回答など、お客様から寄せられる膨大なテキストデータを分析して、新商品開発やサービスの改善などに役立てることができるテキストマイニング分析システムです。
 2001年9月末のVer.1.0の発売以降、住宅、自動車、医薬品、飲料などの大手メーカー、マーケティング調査会社、コールセンターアウトソーサーなど約200社(400ライセンス)の導入実績があり、コールセンターの問い合わせ分析、FAQ作成、CS(顧客満足度)調査、商品開発、マーケティング分析などに活用されています。(http://www.trueteller.net

■NRIサイバーパテントについて
 1996年に野村総合研究所(NRI)が日本で初めてインターネットで特許情報の検索を可能にしたサービス「NRIサイバーパテントデスク」(http://www.patent.ne.jp)を提供しています。2001年にNRIの出資を受け独立し、現在、企業の知的財産権に関わる業務を支援する調査・コンサルティング、ソフトウェアの開発・販売などを行っています。





【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
販売
NRIサイバーパテント 企画営業部 中居
TEL:03-5208-1011 E-mail:
開発・保守サポート
  野村総合研究所 ビジネスインテリジェンス事業部 矢島
TEL:045-337-9304 E-mail:

【ニュースリリースに関するお問い合わせ先】
野村総合研究所 広報部 中島、小原 TEL:03-03-6660-8370 E-mail:kouhou@nri.co.jp


【ご参考】

■「TRUE TELLER パテントポートフォリオ」の価格

【プロダクト】
ベースシステム:1ライセンス 定価600万円(追加1ライセンス100万円)
保守料金:導入後6ヶ月間は無料、以降1年ごとに定価の15%(ユーザサポートおよびバージョンアップ版の提供を含む。ハードウェア費用・インストール費用・システム設定/構築に関わる費用は含まれない)


【サービス】
テキストマイニングショット分析 150万円〜(分析内容に応じて、個別見積り)・お客様が指定された特許群を「TRUE TELLER」で分析。「TRUE TELLER」の各分析機能を使用できる「CD-Viewer」または「Desktop-Viewer」として納品



■ システム要件(必須条件)

【ベースシステム】
OS Microsoft Windows 2000 / XP Professional / Windows Server 2003
CPU PentiumIII 1.33Ghz(PentiumIV 2.4Ghz以上推奨)
メモリ 512MB(1GB以上推奨)
HDD 数十GB以上の空き容量
DBMS Microsoft SQL Server 2000/2005
ソフトウェア  …  Microsoft Office 2000/XP/2003 Professional



■「TRUE TELLERパテントポートフォリオVer.5.0」の画面イメージ
「TRUE TELLERパテントポートフォリオVer.5.0」の画面イメージ



■サーモグラフ分析機能の「重み付け表示」と個別特許のプロット事例

被引用数、閲覧請求数などのパラメータによって、個別特許を重み付けしてサーモグラフ表示することが可能
サーモグラフ上に個別特許をプロットすることが可能。プロットする対象は、取り込んだ書誌的事項等から条件指定が可能


[事例]リチウムイオン電池関連特許の出願ポートフォリオ分析

(1)単語マップ(サーモグラフの共通の「下敷き」)
 (単語のグルーピングにより色分け)
(2)サーモグラフ(公開件数)
単語マップ(サーモグラフの共通の「下敷き」)   サーモグラフ(公開件数)
     
(3)被引用数(=「審査官の目」)による重み付け
 (プロットは、被引用数≧10の個別特許)
  (4)閲覧請求数=(「ライバルの目」)による重み付け
被引用数(=「審査官の目」)による重み付け   閲覧請求数=(「ライバルの目」)による重み付け

※サーモグラフ上で、特許が集中している領域をクリックすると、周辺の特許群をリスト表示

・全体を基準とした絶対表示において、色付けの倍率を2倍〜100倍まで選ぶことが可能
・サーモグラフにおいて、単語・プロットの表示/非表示を選択することが可能
・グリッド線を表示することが可能





■外部データベース連携機能
「TRUE TELLERパテントポートフォリオ」の分析画面から、直接、外部データベースにアクセスし、個別文献の詳細を閲覧することが可能

外部データベース連携機能




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