NEWS RELEASE
モバイル/ワイヤレス・ネットワーク向け通信ミドルウェア
「Mobiletune」の機能を拡大
〜「アクセスグルーピング機能」を追加し、セキュリティ環境への対応を強化〜

2006年1月24日
株式会社野村総合研究所

 株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、モバイル/ワイヤレス・ネットワーク向け通信ミドルウェア「Mobiletune(モバイルチューン)」のセキュリティ機能を拡大し、本日、発売します。今回の機能拡大で、具体的には、「Mobiletune」の特長である通信時間や通信データ量の大幅な削減効果をそのままに、既存のアクセスコントロール環境に対して柔軟に対応する「アクセスグルーピング機能」を新たに搭載しました。

 「Mobiletune」は、モバイル通信環境向けにNRIが独自に開発した通信プロトコル「MobileUDP」、通信データ圧縮機能である「Bindingコンテンツ圧縮」、ダイアルアップの切断・再接続時における継続受信を可能にする「セッション維持機能」などの技術を活用し、モバイル通信におけるコスト削減と利便性向上を同時に実現する通信ミドルウェアです。
 対応プロトコルとして、WEBアクセス(HTTP)やメール送受信(POP3/SMTP/IMAP)の他に、Microsoft ExchangeやLotus Notesといったグループウェアにも対応し、通信時間・通信データ量を1/2から1/10に短縮・削減します。また、2005年7月にはHTTPS通信の環境においても大幅な削減効果を発揮する「SSLサーバコネクタ」機能を追加し、セキュリティ環境への対応も進めてきました。
 現在、「Mobiletune」は大手金融機関、製薬会社、飲料メーカーなど30社を超える企業に導入されており、そのパターンは以下の3種類に大別されます。

【「Mobiletune」の導入パターン】

・第3世代携帯(従量制)を利用したデータ通信におけるコスト削減・利便性向上
・PHS(定額制)を利用したデータ通信における高速化・利便性向上
・通信モジュールを搭載した各種組込み機器を利用したシステムにおける利便性向上・コスト削減

 昨今のモバイル環境において注目すべき動向として、業務用モバイル端末に対する第3世代携帯の本格的な導入が進んできていること、セキュリティ対策がますます重視されてきていることの2点が挙げられ、このような状況下においても、コストを抑えながら利便性を向上させるモバイル環境構築が求められています。
 これに対応するため、今回の機能拡大では、「アクセスグルーピング機能」を追加しました。この機能を活用することによって、クライアント端末のソースIPアドレスによるアクセスコントロールを行っているようなネットワーク環境において、「Mobiletune」導入・運用の大きな負荷なく、既存のアクセスポリシーをそのまま適用し、安全・安定・快適なモバイル通信環境が実現できます。

 この機能拡張により、NRIでは、今後1年間で50社への「Mobiletune」の導入を見込んでいます。

 「Mobiletune」は、NRIグループのIT基盤ソリューション「GranArch(グランアーク)」※1における、「次世代モバイル基盤構築ソリューション」の中核プロダクトのひとつとして、ユビキタス時代における企業のモバイル活用を促進するための安全性・信頼性・利便性を兼ね備えたモバイル通信環境をご提供していきます。

※1: GranArch(グランアーク)
NRIグループのIT基盤ソリューションの総称。NRIグループがこれまで培ってきた基盤ソリューションの集大成で、80を超えるソリューションによって構成されます。現在、これらのソリューションを組み合わせ、お客様の関心の高いITテーマ「レガシーメインフレームマイグレーション」「個人情報漏洩対策」などを切り口としたサービステーマを併せて提供。企業の競争力を強化するIT基盤の構築をサポートします。


「MobileTune」「GranArch」は、株式会社野村総合研究所の登録商標です
本文中の社名、製品名は、各社の商標または登録商標です


【製品に関するお問い合わせ先】
野村総合研究所 基盤サービス事業部 金澤 
TEL:03-5299-5385 E-Mail: mobiletune@nri.co.jp http://www.mobiletune.jp

【ニュースリリースに関するお問い合わせ先】
野村総合研究所 広報部 小原、野村 TEL:03-6270-8100 E-Mail:kouhou@nri.co.jp


【ご参考】
■「Mobiletune Ver.2.0.1」製品仕様・システム要件

対応プロトコル: HTTP 1.0/1.1, POP3(APOPを含む), SMTP, IMAP4, FTP(Passive mode),
Lotus Notes, Microsoft Exchange
対応プラットフォーム:
サーバ: Windows2003Server/WindowsServer2000/
RedHatEnterpriseLinuxES3
クライアント: Windows XP /2000
注:上記一覧に含まれないプラットフォーム・プロトコルについてはお問い合わせ下さい。


■「Mobiletune Ver.2.0.1」価格
サーバ: 最小構成 540万円(3Mbps)から
クライアント: Windows/PC版は無償


■「アクセスグルーピング機能」活用例

・想定するシステム環境

以下のようなアクセス制御が設定されたネットワークを想定します。

クライアント端末 ターゲットサーバ
ユーザグループ ソースIPアドレスの範囲 営業サーバ 全社サーバ 企画サーバ
営業 xxx.xxx.1.1-xxx.xxx.1.254 ×
企画 xxx.xxx.2.1-xxx.xxx.2.254 ×

想定するシステム環境



・Mobiletune Serverを経由した場合のアクセス制御方式
(1) アクセスコントロールの対象グループごとに、仮想IPアドレスをあらかじめ付与しておきます。
(2) クライアント端末のソースIPアドレスと仮想IPアドレスのマッピングを設定します。Mobiletune Serverはこの設定内容に基づいて選択された仮想IPアドレスをソースIPアドレスとして、ターゲットサーバにアクセスします。
(3) 後続のネットワーク機器において、この仮想IPアドレスによるアクセスリストを適切に設定し、アクセスコントロールを行います。

Mobiletune Serverを経由した場合のアクセス制御方式



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