2005年9月21日
NRIサイバーパテント株式会社
| 「XML特許統計サービス」を開始 〜研究者が簡単かつ即時に特許統計を分析可能に〜 2005年9月21日
NRIサイバーパテント株式会社 エヌ・アール・アイ・サイバーパテント株式会社(本社:東京都千代田区、社長:高野誠司、以下NRIサイバーパテント)は、特許庁における特許公報データのXML※化の動きを受けて、1993年まで遡って特許公報のXMLデータを独自に作成しました。今回、インターネット特許情報サービス「NRIサイバーパテントデスク」(http://www.patent.ne.jp)において、このデータを活用した「XML特許統計サービス」を本日より開始します。
特許庁では、2003年7月から特許のXML出願の受付を開始し、2004年から、特許公報をXMLデータとして発行・提供しています。これは国際的な電子フォーマットの標準化(XML化)の動きを受けるとともに、XMLデータの拡張性・柔軟性といった特性を活かし、その活用を促進するものです。 「NRIサイバーパテントデスク」では、こうした特許庁の対応を受けて、公報がSGML形式で発行され始めた1993年まで遡って、日本特許の公開系公報(公開・公表・再公表)をXML化しました。今回、本データを活用したサービスの第一弾として、大量の特許データについて、書誌項目の統計処理を極めて高速に行なうことができる「XML特許統計」をリリースいたします。本機能を活用し、特定の技術分野における出願件数の推移、出願人別の出願分野の傾向などを分析することで、特許の観点から世の中の技術動向や同業他社の動きを知ることができます。 「XML特許統計」では、統計処理の対象とする書誌的事項を1つまたは2つ指定すると、関連する特許出願件数を集計でき、また目的に応じてアウトプットの形式を選択することができます。統計処理が可能な書誌的事項は、出願人、発明者、出願人住所(都道府県、市区町村)、発明者住所(都道府県、市区町村)、公開年月、出願年月、国際特許分類(IPC、筆頭IPC)です。統計処理の対象とする母集団を、出願人・IPC・筆頭IPCから指定した上で、1次元または2次元でのクロス集計が可能です。また、出願人等については、表示対象を個別に指定するほか、出願件数上位を自動抽出(ランキング)することもできます。 アウトプットの形式は、グラフ(縦棒・横棒・折れ線・円)あるいはCSV形式のデータを選択することができ、CSV形式でアウトプットしたデータは、表計算ソフトなどで再加工することができます。 XMLデータの特性により、大量データを高速に統計処理することができ、1993年以降現在までの公開系公報約4百万件について、1次元で数秒、2次元でも20秒程度でアウトプットを得ることができます。 利用価格は1次元での統計処理は200円/回、2次元での統計処理は400円/回となります。 NRIサイバーパテントデスクでは、今回の新サービスによって、ユーザ企業数の一層の拡大(現在、約2,400社)、ユーザ企業内における利用者数(ID数)の拡大を目指します。さらに、今回作成した公報XMLデータを活用して、今後も新たなサービスを企画・提供していく予定です。また、今回作成したXMLデータの販売も行なう予定です。 「NRIサイバーパテントデスク」は、1996年に野村総合研究所(NRI)が日本で初めてインターネット上で特許情報や技報(企業で発行する技術雑誌)の検索を可能にしたサービスです。1997年から事業を本格化し、2001年にNRIの出資を受けNRIサイバーパテントとして独立いたしました。 NRIサイバーパテントは、これからも「NRIサイバーパテントデスク」のコンテンツの拡充、検索機能の強化などにより、知財立国を目指す日本の産業界を側面支援すべくユーザニーズに応えていきます。
【参考資料】「XML特許統計サービス」のアウトプット例など
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