NEWS RELEASE
NRIとNRIデータサービス、インテルの技術協力を得て、
企業ネットワークにおける無線LANの設計・運用メソッドを確立

〜快適かつセキュアな無線LAN環境提供サービスを開始〜

2003年7月30日

株式会社野村総合研究所
NRIデータサービス株式会社
インテル株式会社

 株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:藤沼 彰久、以下NRI)とNRIデータサービス株式会社(本社:横浜市保土ケ谷区、社長:大野 健)は、インテル株式会社(本社:東京都千代田区、共同社長 グレゴリ・ピアーソン / 吉田 和正)と協力して企業向け無線LAN(IEEE802.11b)に関する実証実験を実施し、企業ネットワークにおける無線LAN環境の設計・運用メソッドを確立したと発表しました。
 既に一部の大手金融機関では、今回確立した無線LAN環境の設計メソッドをベースに、評価導入プロジェクトを開始しています。

 無線LANは、比較的安価で、かつ手軽にネットワーク環境を構築できることから、その適用範囲は拡大傾向にあります。しかし、利用が進んでいるのは主に家庭やSOHO(在宅勤務)が中心であり、セキュリティへの不安や運用管理面でのノウハウ不足などの理由から、企業での本格的な利用はこれから始まるものと見込まれています。

 NRIおよびNRIデータサービスでは、従来から言われてきた無線LANにおける課題に対して、主に性能(一定時間内での処理能力)面とセキュリティ面について、実際の企業オフィス環境内での利用を想定した無線LANの実証実験を行いました。具体的には、電波伝送距離の相違(障害物あり/なし)、各種アプリケーション利用時の性能、移動時の性能、製品間の相互接続、電波干渉性などについて、様々に条件を変えて無線LANの有効性を検証しました。

 実験の結果、無線LANのパフォーマンスの優劣は、無線LANのアクセスポイント(AP)の配置が非常に重要であり、それに対する配慮を十分に行うことで、性能とセキュリティの確保が必須条件である企業内ネットワーク・インフラとして無線LANは有効であることが明らかになりました。

なお、今回の実証実験においてインテルは、インテル®CentrinoTMモバイル・テクノロジを含む無線LANプラットフォームおよびセキュリティ関連の技術協力と、規格標準化に関する情報提供を行っています。

 高速な無線LAN規格であるIEEE802.11gや、セキュリティの強化仕様のIEEE802.11iなどの標準化作業が急ピッチで進められていると同時に、無線LAN関連の製品開発も進展しており、今後、無線LAN環境はより快適で安全なものになると期待されています。

 今後、NRI、NRIデータサービスとインテルは共同で各種技術セミナーの開催や技術資料の作成、企業ユーザへのコンサルティングや設計・構築サービスを提供し、ユビキタスネットワーク時代における競争力のある企業ネットワークの構築を目指す企業ユーザにとって、利用価値のある情報を継続して提供していく方針です。

 今回の実証実験を詳細に説明したホワイトペーパー「実オフィス環境下における企業内無線LAN環境の有効性評価」は、以下のURLからダウンロードできます。

http://www.nri.co.jp/news/2003/0300730/0300730.pdf(61頁、826KB)

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社野村総合研究所 広報部 井筒、徳重
TEL:(03)6660-8370  E-mail:kouhou@nri.co.jp

NRIデータサービス株式会社 企画・業務管理本部 事業企画室 皆津
TEL:(03)5201-1467  E-mail:nrids-info@nri.co.jp

<参考資料>

本実証実験の概要図

本実証実験の概要図
【NRIデータサービス株式会社について】
NRIデータサービス株式会社は、野村総合研究所のサービスソリューション部門として、グループが長年蓄積した金融・流通分野等でのシステム運用ノウハウをもとに、最新のIT技術を駆使した企業の情報システムの構築から運用までを総合的に提供するシステムマネジメント会社です。

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