参考:『ITロードマップ2007年版』(東洋経済新報社)
掲載日:2007/07/17
![]() NGNとは何でしょうか。ユビキタスネット社会の実現に欠かせない新しいネットワークのようですが・・・・・・ あらゆるモノがつながる社会に NGN(Next Generation Network)とは、次世代ネットワークの略称です。従来の電話回線とは異なり、インターネットで利用されているIP(Internet Protocol)と呼ばれる通信規約を使って電話回線を構築した、新しい統合ネットワークです。 これまで、固定電話には有線の固定電話網、携帯電話には無線の携帯電話網、メールのやりとりにはインターネット網、放送には放送網と、目的ごとに異なるネットワークが、それぞれ異なる通信規約で構築され、利用されてきました。NGNでは、電話回線がIPネットワークに置き換えられるため、音声もデータの一つとして扱うことができます。NGNは、同じIPを利用するインターネットと異なり、通信事業者が提供する閉じたネットワークです。したがって、「信頼性が高く、途切れにくい」「セキュリティが高く、なりすましやウィルスなどの脅威に対処しやすい」という特徴を有しています。 NGNの特徴を利用すれば、私たちは、テレビ、情報家電や車、ICタグなど、身の回りにあるさまざまなモノをつなぎ、ユビキタスネット社会を代表する「安心・安全・便利」なサービスを利用できるようになります。たとえば、家の中にICタグやセンサーを配置して、防犯や遠隔介護、自宅にいながら健康診断を受けることが可能です。 では、NGNの実現はいつごろでしょうか。2007年現在は、まだ一部の通信事業者による試行段階にあるといえます。サービスとして提供が始まるのは2008〜09年ごろ、本格的な普及段階に入るのが2011年ごろだとNRIでは予測しています。 参考:『ITロードマップ2007年版』(東洋経済新報社) 掲載日:2007/07/17 |