2010年11月26日、和歌山市にある県立桐蔭高等学校の1年生280名を対象に、NRIのコンサルタントが講演しました。
桐蔭高校では、1年生を対象に「総合的な学習の時間」に、<自分探し>というテーマのもと、「現代社会問題研究」に取り組んでいます。この取り組みでは、プレゼンテーションやディベートなども課題に含まれていることを踏まえ、NRIグルー プのコンサルティング業務を中心に「野村総合研究所の仕事と会話」と題して講演しました。
講演の前半では、主に、「コンサルティング」という業務について紹介しました。
リサーチとコンサルテーションの違いについて、リサーチは「見たこと、聞いたこと、分かったことを報告する」、コンサルテーションは「見るべきこと、聞くべきこと、分かるべきことを報告する」と、それぞれの特徴を挙げるなどして、高校生にも分かりやすく説明をしました。また、リサーチ結果を可視化するツールとして、NRIが開発した「テクノロジー・ ヒートマップ」について、「フラーレン※」の特許出願の事例を挙げながら紹介しました。
後半では、コミュニケーションの役割や方法について講演しました。疑似絵を使って、見る人や見方によって見えるものが異なることや、新聞でおなじみの4コマ漫画を使って、日常的に陥りがちな「伝言ゲーム」によって、話者から話者へ話が伝わるなかで、その内容が変容してしまうことなどを体験してもらいました。
最後に、「技法、技能は言葉にしにくく、正確に話せば話すほど伝わらない。」と、伝えることの難しさを説く一方、学生のうちからコミュニケーションの重要性について考えてほしいと、講演を締めくくりました。
※最小の構造が多数の炭素原子で構成されるクラスターの総称