NRI 未来創発
 
野村総合研究所
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トップメッセージ

「第三の創業」と「未来創発」の実現

「未来社会を創発する」、「顧客とともに栄える」という二つの経営理念をつねに念頭に置き、NRIグループならではのナビゲーション機能とソリューション機能に一層磨きをかけ、豊かで明るい未来を創発することで、社会に貢献していきます。

第三の創業〜共存、共生から共創へ〜

現在、NRIは「第三の創業期」にあります。

NRIは、1988年に、(旧)野村総合研究所と野村コンピュータシステムが合併して生まれた会社です。それぞれ別の企業として“共存”していた時代を「第一の創業期」、合併していまのNRIがかたちづくられ、コンサルティングとITソリューションの事業がひとつの企業に“共生”した期間を「第二の創業期」と呼びたいと思います。合併以降、今日に至るまで、さまざまな場面でコンサルティングとITソリューションの両部門がシナジー効果を発揮しながら、社会に対してそれぞれに価値を提供できることを実感してきました。

そして、世界が大きく変わろうとしている今、NRIグループは“共創”の時代へと歩みを進める必要があります。社会の新たな課題に対して、コンサルティングとITソリューションの両機能が一体となり、まったく新しい価値を創造していく今の時代が、「第三の創業期」なのです。

先般の東日本大震災による痛ましい「想定外の事態」や、近年の少子高齢化に代表される社会構造の問題、地球温暖化のような環境問題など、従来の枠組みにとらわれていては解決の困難な課題が数多く発生しています。「第三の創業」にあたり、NRIグループらしい社会的責任を果たすべく、シンクタンク機能を強化して社会への提言能力を高めるとともに、人材育成を一層充実させることにより、ソリューション能力に磨きをかける体制を整えました。

NRIグループとして、蓄積した知見と問題解決能力をフルに活用し、日本だけでなくアジア、そして世界の発展に貢献していきたいと思います。

2つの企業使命

NRIグループは「未来創発 ― Dream up the future.」という企業理念を掲げていますが、この言葉にはNRIグループが果たすべき2つの使命が含まれています。

ひとつは、「新しい社会のパラダイムを洞察し、その実現を担う」というものです。世界や日本の行方を分析し、見定める。そして、新たな環境のもとで企業や政府、社会が何をなすべきかを的確に提言する。これが、NRIグループに対する社会の期待であり、私たちはそれに応えるべく研鑽を重ねることが、何より重要であると思います。

もうひとつは、合併前からそれぞれの会社に脈々と伝わる「顧客とともに栄える」というものです。私は、企業とはお客様、マーケットが認めてくれて、初めて存立できるものと考えます。NRIグループに仕事を依頼してくださったお客様に、付加価値の高いサービスをご提供する。そのうえで、お客様にNRIグループの価値を感じていただくとともに、NRIグループは明日の発展への原資となる利潤を生み出させていただく。こうしたかたちでお客様との間に好循環をつくり出すことが、極めて大切です。

NRIグループにとってこの2つの使命を果たすことが、社会に貢献をしていく上で最も重要であると捉え、健全で持続的な事業の発展を心がけて、これからも活動していきたいと考えています。

先進・信頼・品質

NRIグループは、2008年4月に長期経営計画「ビジョン2015」を発表し、現在、この計画を力強く推し進めています。

この計画は、NRIが自己変革を遂げながら成長していく方針と戦略を示したものです。改めて確認しますと、『金融分野を中心とした業界標準ビジネスプラットフォームの提供』『産業分野の顧客基盤の拡充』『中国・アジア事業の成長』『以上を支える生産革新の推進』の4つを、成長に向けた事業戦略として掲げています。

私は、ビジョン2015の実現を通じて、先ほど申し上げた2つの使命、「新しい社会のパラダイム」の実現と「顧客とともに栄える」という使命を果たしたいと思います。言い換えますと、『先進』と『信頼』を経営の基本に据えて、このビジョンを達成したい。そして、その礎になるのは、われわれがこれまで育んできた『品質』を大切にする想い、『品質』へのこだわりであると考えています。

"Mutual Respect"

私は、“Mutual Respect”という言葉を座右の銘としています。「互いを尊重し、敬意を払う」という意味です。「第三の創業期」、この新たな“共創”の時代において、NRIグループがさらなる成長を遂げるためには、コンサルティングとITソリューションの両部門が互いの良い点を尊重し、協力し合うことが欠かせません。

また、NRIグループは、ステークホルダーの皆様との“Mutual Respect”も大切にしていきます。お客様をはじめ、社員、株主・投資家、ビジネスパートナーといったさまざまなステークホルダーの方々と、互いに尊重し合い、有益な関係を築いていくために努力を重ねていきます。

2011年12月に、NRIは東証一部上場10周年を迎えます。上場により、企業はより社会的な存在になり、従来にも増して、健全で持続的な発展が求められるようになります。10年前、NRIは厳しい市場で自らを律して成長すると強く決意しました。上場時の初志を忘れることなく、経営理念の実現を通じて、社会に、そして世界に貢献していきたいと思います。

社長として先頭に立ち、全力で邁進してまいります。ステークホルダーの皆様におかれましては、今後ともNRIグループへのご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式会社野村総合研究所
代表取締役社長(CEO&COO)
嶋本 正

※このページに記載されている情報は2011年7月時点のものです。

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